このところ、易でご相談を受けることが集中して続いてて、
対面だったり、電話だったり、
夜な夜な残業(?)をさせて頂いておりました。
元旦、そして、立春を迎える時期でもあったから、
純粋に「今年の気運」というものを知りたい方も多かったです。
登山と似ていますね。
天候に合わせて、
装備の準備内容を決めていく感じもあり。
そして、易のおもしろいところは、
ずーーーーーっと先まで見通せることだったり、
ずーーーーーっと以前の過去のケリを付ける機会が、
未来のどの時期に訪れてくるのか等、
そういうことが見えてくることもおもしろいですね。
きょうは、、、♪
鑑定させていただく立場としての、
舞台裏でわたしが気をつけていることを、
チラっと書いてみようかなぁ。
何に気をつけているかというと、
易選流の鉄の掟でもある守秘義務はもちろんのこと、
余計なことは言わない修行ももちろんなんですが、、、
今この瞬間に響いたことを大事にしてほしいから、
「一個だけ持ち帰ってね」という姿勢でいることなんです。
あぁ、いいお話を聞けて良かったなぁ~~~で
終わってもいいんですけど、
わたしたちは生まれてきたからには、
アクションしなきゃいけないことをいくつか用意しています。
そのための一個をという意味で、
一個だけ持ち帰ってねという姿勢を大事にしています。
易学の暦は、ずっと先までを見通すことが可能な暦ですが、
これは、本当なら、自分で暦を読めるようになって、
ひとり会議をして自分で気付いていくほうが、
安全だし、安心。
これは本当の話。
自分で気付ける力があると、
じゃ、今どうする?って、
「今」に戻ってこれるからです。
これがね、例えばですけど、
気づきのステップをすっ飛ばして、
「今」の状態から、ただ逃げたいだけの理由で、
安易に未来地図を知ってしまうとどうなるでしょう。
そこに向かわなきゃ!という気持ちになってしまったり、
「今」をないがしろにしてしまったりすると、
地に足もつかなくなります。
「今」の中にある重要なテーマが、
そっちのけになってしまいます。
それに、
自ら望んで、行きたい場所に進むことは開運でも、
行かなきゃ!と思って進むのは、開運でもなんでもないのね。
鑑定する側は、相手に無理をさせちゃいけないんです。
純粋に、単純に、命式を読み解きしていくと、
「魂がやってみたいこと」として出ているシルシと、
「ご本人が望んでいること」の内容が、
今の時点においては、同じではないこともよくあります。
表面的に望んでいると言っていることも、
いまの時点において、
実際には望んでいないことも多かったりします。
表面的に望んでいることと、本当に望んでいること。
この絶妙な空気感の中を、
鑑定の中で繊細に辿りながら、、、
話し込んでいるうちに、、、
雲を抜けるようにして、通路が開く時があるんです。
わたしもそうでしたが、
本当の望みは、望みという顔をしていないし、
自分でも気付けてないことが、
今もまだまだいっぱいあると思ってます。
だからこそ、今すぐ出来ることがとても大事で、
「一個だけ持ち帰ってね」
「今」という地点において、
いちばん大事なことで、すぐに出来ること。
その一個から始まる展開が、
未来地図に繋がっていく。
そのことを信頼し、
一個一個、集中して進んでいくと、
今度は未来に興味なくなり、笑、
目の前のことに対する感謝が自然に増えてる。
「今」ここからの一歩一歩の、だんだんの歩みの中で、
必要な流れに導かれていくことを、
意識の深い部分ではちゃんと知っているのだと思います。
情報の多い時代ですが、
「今」の状態に納得いかないだけの理由で、
表面的に未来地図ばかり追い続けていると、、、
未来を追い続けていくだけの未来しか来なさそう。
そんなのもったいないです。
誰にでも、運を掴む握力が与えられています。
誰にでも、8つの才能玉が与えられています。
気運の巡る順番も、決まっています。
知ったところで、自分の課題が消えるわけじゃないけれど、
そのことをわかって行動しているうちに、
答えに気付ける機会が圧倒的に増えます。
そしてだんだんわかってくる、、、
なぜこの課題を持って生まれてきたのか、
その理由がわかってしまう領域に触れるような、
不思議な感触を味わうようになってくる。
忘れた頃に、
お客様からご報告メールを頂くことが多いです。
きいてくださいーーーー♪って。
とても嬉しく拝見させて頂いてます。
わたしも人生修行、がんばろっ(楽しもっ)って思えてきます。
ありがとうございます。